【武蔵野市】吉祥寺中町通りの絵本・雑貨店「あぷりこっとつりー」が6/14に閉店……30%セールが行われています。
吉祥寺駅北口から中道通りへ約8分。オレンジ色のひさしが特徴的な絵本・雑貨屋「あぷりこっとつりー」が、2025年6月14日に惜しまれつつ閉店となります。
5月29日にお訪ねしたところ、店頭には6月14日をもって閉店とのお知らせがありました。2021年より現在の場所で営業されているとのことで、この日も絶えずお客さんが訪れていました。
また同じ窓には「閉店セール」案内も。すべての商品が30%OFFで現品限り。小さい文字で書かれた「なんでもかんでも30%値引き~」の柔らかな案内が目に止まります。
お店でお伺いしたところ「もう(閉店が決まって)ずいぶん少なくなってしまったんですけどね」とのことでしたが、至るところに絵本の表紙や雑貨が並べられています。
ちいさなお子様向けの本の中には、時代を超えて語り継がれる名作も。
子どもの低い目線の高さにも本がぎっしりと並べられているので、子どもが自分で手に取って本を選ぶことができます。
「あぷりこっとつりー」では大人向けの絵本や雑貨も充実しています。プラハ中央郵便局の切手シートやクロアチアにある美術館の絵葉書など、まるで宝探しのよう。このほかにもうつわや箸置きなどさまざまな雑貨が置かれています。
オレンジ色のお店の外観を描いたやさしい色合いのマルシェバッグは、お店の方にお伺いしたところ「絵本作家さんがこちらの『あぷりこっとつりー』のイラストを描かれて、出版社の原画展があった時、記念品にされたもの」とのことでした。
「あぷりこっとつりー」は古本の扱いもありますが、外国語古本も数多く取り扱われていました。
雑貨コーナーにも、ドイツ中東部エルツ地方、チェコ国境ザイフェンという村の木製おもちゃオーナメントが並べられていました。「一つ一つ手作りで丁寧に仕上げられた愛らしい工芸品。ぜひ自分だけのお気に入りを見つけてください」とのポップも。
入り口のボードの「あ!絵本屋さんだ!」は目印となり、中道通りを通る人の目を止めていました。
あたたかな雰囲気の絵本屋さんが閉店してしまうのは寂しいですが、閉店の6月14日までに子どもの本はもちろん、昔読んだ懐かしい絵本やおしゃれな旅の雑貨探しはいかがでしょうか。
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