【吉祥寺】今しか見られない神秘的な姿『半夏生』が井の頭公園で見頃です!
いま井の頭公園では半夏生(ハンゲショウ)が見頃です。
半夏生とは、ドクダミ科の多年性落葉草本植物です。
何故かこの時期だけ、花のすぐ下に位置する葉の半分が白くなります。
半夏生(ハンゲショウ)という名前の由来は、七十二候の半夏生の頃に花が咲くからという説と、葉の一部が白く変化する様子から『半化粧』と呼ばれたのが『半夏生』になっていったという説があるようです。
古くは『片白草(カタシログサ)』と呼ばれていたとも。
まるで誰かが夜中に密かに白く塗りつぶしたかのような神秘的な姿ですが、花が終わる頃にはまた元の姿に戻るそうです。
こちらも『イノカシラフラスコモ』や『ツツイトモ』と同じく東京都では絶滅危惧種I類に登録されています。
季節の変わり目に夏を呼ぶ植物『半夏生』。
奇跡の水草と合わせて、ぜひ見に来てくださいね。
井の頭公園
東京都武蔵野市御殿山1-18-31
(櫻丸)