【武蔵野市】吹き抜けと音響の美しい伝説的老舗ジャズバー「Outback」が9月30日をもって閉店します。
東急百貨店吉祥寺店横の地下1Fに位置するジャズバー「Outback(アウトバック)」が、2025年9月30日で閉店します。アウトバックのインスタグラムによると、閉店日までは無休で営業されるとのことです。
意外と見つかりにくい場所に入り口があるということもあって、地下へ降りる階段はやや勇気がいります。しかし階段を降りきり扉を開けると、地下2階分の開放感ある吹き抜けに円形のバーカウンターが美しく、何より驚くほど広いおしゃれなバーです。
お店の方は気さくで、その上でお酒の腕は確か。長年のファンとして通われている方も多いのではないでしょうか。「大昔、吹き抜けの2階部分で。上からカウンター内を拝見しながらお酒を頂いたことがあるのですが…」と思い切ってお尋ねしたところ、残念ながら吹き抜け上の席は10年以上開放していないとのことでした。
心地よいジャズが流れる音響機材は、こちらも老舗メーカー・シーメンス製。吉祥寺のジャズ文化に大きく寄与した野口伊織氏の手掛けたお店がなくなってしまうことがますます悔やまれます。
アウトバックの閉店までは、あと約2週間となりました。お店で伺ったところ、お店のスタッフさんは、閉店後は系列店「FUNKY」へ移られるとのことです。ご都合のつく方は、思い出とともに足を運んでみてはいかがでしょうか。
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