【小金井市】野川公園の夏を歩こう♪ 都立野川公園の「自然観察園」では夏に咲く花の開花やトンボ、野鳥などが楽しめます

レジャーの選択肢が多い季節です。小金井市の野川公園自然観察園は、9時30分から16時30分まで開園しています。夏は花の多く咲くシーズンで、またトンボやセミなどの昆虫も元気に活動しています。子供も大人も、広い野川公園で夏の自由研究はいかがでしょうか?

野川公園自然観察園の入り口です

自然観察園の出入口を入ってすぐに、夏に見られる花々の写真と、その場所が示されている地図が掲示されています。こちらで写真を撮っておくと、迷わずに進みつつ花の名前を知ることができます。2025年8月10日時点の植物(主に花)は、このようになっていました。

野川公園の自然観察園で見られる植物です

場所によっては足元がぬかるんでいたり、頭上に枝の注意がありますが、ボランティアの方が整備してくださったり、ていねいに注意書きをされています。

野川公園は日によっては薄暗い自然観察園です

自然観察園は、川のせせらぎ、鳥の鳴き声が聞こえる静かな空間です。およその花は出入口の地図に載っている通りですが、少し外れた場所にある花もありました。チョウやトンボが舞う中、宝探しのようにゆっくり地面を見ていくうちに、時間を忘れていきます。

たぶんダイコンソウの花

ヒオウギの花

道を見失わないように、いたるところに小さな看板の目印が置かれています。

野川公園内の大体の場所を教えてくれる看板です

ごく一部の昆虫について描かれた看板も園内にありました。入口の注意書きでは、昆虫を捕まえての観察後はそっと放してあげてくださいとありました。よく見ていると、セミの抜け殻がついたままの花(主にヤブラン)も見つけることができます。

野川公園内の昆虫の一部の説明です

雨が降っていても、小路が整えられているために、泥・虫よけ対策をしながら充分楽しむことが出来ます。市街地と違い、ここにはまだ若干蚊がいるようです。水場があり涼しいためでしょうか。

野川公園内の道です

鮮やかな花が多い夏の植物園は、やはり見ごたえがあります。

イヌゴマの花らしきもの

野川公園内には、自然観察園と共に自然観察センターがあります。自然観察園を中心に、野川公園やその周辺の見どころ情報、植物、野鳥、昆虫などについて展示・説明しています。自然観察センターの開館も9時30分から16時30分となっています。

野川公園内の自然観察センター外観です

自然観察センター内では、自然観察園内の花の見ごろや、野鳥、昆虫などについて知ることができます。バードウォッチング初心者にもわかりやすい野鳥の見分け方も簡単に説明されています。

自然観察センター内の自然観察園の案内です

花の見ごろは手書きでつど詳細に説明されているので、先に自然観察センターで見ごろをチェックしてから、自然観察園でゆっくり楽しむのもよいかもしれません。(※2025年8月10日取材時)

野川公園内の花の見ごろ

2024年に新しくなったばかりの自然観察センターの奥には、ブックコーナー、休憩ができるいすや机が設けられています。スタッフの方が明るく、展示も身近でありながら生き物から地層まで興味深いものが多く、落ち着ける空間となっています。

自然観察センターの休憩コーナーです

自然観察センター内の「いきものなぜなぜ質問箱」には、小学生までのお子様からの質問と、レンジャーからの回答が張り出されていました。年齢に合わせた回答は、大人が読んでも読みごたえがあるものばかりです。

自然観察センター内のいきものなぜなぜ質問箱です

なぜなぜ質問箱の回答です

武蔵野の公園で見られるセミの仲間や見分け方も、わかりやすく説明されています。抜け殻でもどの種類のセミかわかるという解説もありました。

武蔵野の公園で見られるセミ

野川公園の植物観察園は、開園時間内であれば自由に見て回ることができますが、次回の植物観察会は2025年9月7日となるとのことです。

野鳥観察会や植物観察会の案内です

木陰の涼しい野川公園「自然観察園」で、夏の花や自然を楽しむ午前の散歩はいかがでしょうか?

野川公園内の自然観察園内の花々です

都立野川公園「自然観察園」はこちら↓

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